ナオ「ケンちゃん!ヤバか!来年度定員割れしたら廃校げな!」
ケン「は?」
ナオ「廃校阻止のためにバイク部ば作ってから学校アピールしよい!ケンちゃんが部長で!」
ケン「はぁ!?んな訳あるかい!」
ナオ「んな訳ある!バイク部作らんやったら廃校にする!」
ケン「さっきと言い分がちゃうやんけ!」
ナオ「もう、せん細かことは大丈夫やけん、とりあえずバイク部作って!」
ケン「あああああ!また面倒なことに巻き込まれた‥。」ケンが頭を抱える。
ケン「バイク好きなヤツ集めて遊びたいんやろ?わざわざ部活にせんでもエエやん?」
ナオ「いや、でけん!学校でレースするけん部活の枠が要るやん!」
ケン「学校でレース?もしかして、ばくおん!!読んだ?」
ナオ「読んだ!アレばする!決定事項!」
ケン「そういうことか!面白そうやん!やったろやないか!」
ナオ「エシマ!ケンちゃんがどうしてもバイク部ば作りたがげなけん、先生に部活の作り方ば聞いてきて今すぐダッシュで!」
エシマ「あ、うん。分かったわ。」
ケン「ばくおん!!はアニメ見た?」
ナオ「見とらん。友達んチに漫画のあったけんそれだけやね。」
ケン「部活入らんとバイトするつもりやってんけど、バイク部ならやってみたいわ!」
ナオ「やろ!?」
ケン「うん!だいたい、この大原チャリ時代にバイク部が無いのがおかしいわ!」
ナオ「そうばい!野球とかサッカーできるヤツよか、原二運転できるヤツのほうが多かとやけん!」
エシマがメモ紙を持って戻ってきた。
ナオ「何げな?」
エシマ「部活を作るには5人の部員と具体的な活動内容と生徒会と校長の承認が要る。ばってん、前例が無かけんどげんなるか分からんげな。」
ナオ「マジか‥面倒くさかごたるね。」
ケン「部員と活動内容は何とかなるし、まず生徒会と校長の弱みをにぎっとこーぜ!」
ナオ「おっけ!精神攻撃は基本。」
IT関係が得意なアントを捕まえて。
ケン「コイツ等の情報、主に弱みを調べてくれん?二千円払うわ。アント君の保険にもなるし二千円もらえるしナオに恩を売れるし利益しかない良い仕事やろ?お願いしますアント大先生!」
ナオ「これ明日の朝までね!」
アントク「いや今日バイトやけん無理やし‥。」
ナオ「いや、無理とか無い!ヤル気の問題やけん!出来んやったら罰ゲームな!分っとろーな?お?」
ケン「まぁまぁ。活動内容とか部員集めとかあるし、今週中でエエやん。アント君たのんます。」
アント「あー、まー、やってみるわ。」
ケン「ほな、期間延長した分は料金安くなるわな?1000円で頼むで。」
アント「はぁ?」
ナオ「延長してもらったとけ、なんか文句あっとかやん?」
アント「分かったやん。クソが‥。」
ケン「よっしゃ!頼むで!」
ナオ「いま部員はケンちゃんとエシマやけんあと3人集めやんとか‥」
ケン「はぁ!?お前はやらなアカンやろ!?」
ナオ「俺はバイク部が出来てから入部するわ。」
ケン「あっそ。ナオちゃんがヤル気ないなら、オレもやらんわ。」
ナオ「いや違うやん!バイク部設立のためにやん!絶対これが必要になる!考えがあるけん!バイク部は絶対するけん今は見逃して!」
ケン「そういうことなら、分かったわ。でも、部員集めは手伝ってくれよ。」
ナオ「おっけ!」
続きのお話だよ!

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