前のお話だよ！
後日、昼休み。教室にて。
ナコが慌てて教室に入って来た。
ナコ「大変にゃー!!」
ナオ「どげんした？」
ナコ「ウッズがケン子を中庭でナンパしてるにゃよ！」
ナオ「マジで？！アイツ馬鹿やろ！エシマ行くぜ！」(笑)
カオリ「ケンちゃん居ないと思ったら、そんな面白いことになって‥。」
ナオ・エシマ・カオリ・ナコで中庭に向かう。
中庭にて。
ケン子「いや、コレは姉ちゃんのネタやって！」
ウッズ「前からケンのこと可愛いっち思いよったやんね。」
ケン子「いーやいやいや！オレ男やん！知っとるやろ!?」
ウッズ「いや、性別とかはあんまり関係ないしっさい。そういうの女性差別ばい？」
ケン子「えぇ‥？」
ウッズ「俺もバイク好きやし、話は合うと思うっちゃんね。」
ケン子「うわー‥。」
ウッズ「大丈夫やん。オレ大事にするし。」
ケン子「やめろって！オレにはそういう趣味はねーんだよ！」
ウッズ「頼むやん！一回だけでイイけん！すぐ終わるけん！」
ケン子「やーめーろ！こっち来んな！バカ！」
ウッズ「先っちょだけでもイイけん！意外とハマるかもしれんし！」
ケン子「いーやーや！」
中庭の生垣に隠れてケン子とウッズを覗いてるナオ・エシマ・カオリ・ナコ。
ナオ「かぁーーっかっかっか！あいつマジか！」(笑)
カオリ「あーん♡ケン子ちゃんの貞操が危ないわー♡きゃー♡」
エシマ「え？ちょ、え？コレどういうこと？」
ナコ「助けんと！行ってくる！」
ナコが生垣から飛び出してケン子とウッズの元に向かう。
ナコ「ケン子がイヤって言うてるんやから、やめろよな！」(怒)
ケン子「ぁ‥。助けてください！この人が乱暴しようとするんです！」
ナコ「おまえ‥ぶっコロしてやる！」
ウッズ「は？いや！ちょ待てって！誤解やん！話せばわかるって！」
ナコ「イヤっち言いよるのも理解できんヤツと話せる訳なかろーもん！」
ウッズ「いや、これには訳が有るったいやん！」
ナコ「言い訳は地獄の閻魔に言うんだな！」
ケン子「もう、私のために争うのはやめてください！」
中庭の生垣にて。
ナオ「かぁーーー！バカや！全員バカやん！かっかっか！」(笑)
カオリ「もー♡危ない三角関係が危険だわー♡」
エシマ「そろそろ止めたほうが良くない？」
ナオ「お前、止めたらコロすぜ。」真顔
中庭の騒ぎを聞きつけて先生が来た。
先生「おう。なんの騒ぎか？」
ウッズ「い、イヤ、違うんすよ。」
ナコ「コイツがケン子に乱暴しようとしてたから、今からコロす！」
先生「んん！？どういうことかね？」
ウッズ「い、イヤ、違うんすよ。」
先生「あー、分かった分かった。二人とも生徒指導室に来なさい。」
ナコ「二人？あれ？ケン子は？」
先生とナコとウッズが生徒指導室に行く。
逃げ出したケン子が生垣に隠れる。
ケン子「お前ら居たなら助けろよ！」(笑)
ナオ「イイもん見せてもらったわ！」(笑)
ケン子「見せもんじゃねーぞ！」(笑)
ナオ「ばってん、乗り気やったろーもん？」(笑)
ケン子「まーな！みんなが居るって分かったから、ちょっと遊んだろかと思って。」
カオリ「で、ケンちゃんどうするの？ウッズ君とアレしちゃうの♡？」
ケン子「ブァカか！やめろって！んな訳ねーだろ！」
カオリ「もう！ケン子ちゃんはもっとお上品にしゃべるの！」
ケン子「あらあら、ごめんあそばせ。」
次のお話だよ！
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