前のお話だよ!

ケン子「ナオさんとエシマさんは何をなさいますの?」
ナオ「俺はゲーミングPC買ってゲーム三昧やね。あとバイト。」
ケン子「おおお!ゲーミングPCっていうと、やたらと光っていてとても高価なものでしょう?!」
ナオ「そうばい!俺が欲しいのは一式で20万くらいやね!このためにバイトしよったようなもんやけん!」
エシマ「え?パソコンっちそげん高いと?!」
ケン子「なんと!20万円もあったらラーメン4000杯食べれますわよ!」
ナオ「いや、まだコレ安い方ばい。」
ケン子「御姉様のパソコンはおいくらでして?」
カオリ「ウチのは10万円くらいよ。」
ケン子「倍の戦闘力ですわね!どうしてゲーミングはそんなに高価になるわよ?」
ナオ「だいたいグラボやね。グラフィックボードっちいう映像専門の部品があるとばってん、それだけで7万円くらいするね。」
カオリ「えー!?パソコンの部品ってそんなに高いの?」
ナオ「いや、これはヨカ部品やけん高かだけで安かつは1万円くらいであるばい。そん代わり安かつは安かがつばってんね。」
ケン子「それが無いとゲーミングできませんの?」
ナオ「されんことは無かばってん、3Dとかグラフィックの情報が多かとは映像のカクカクなったり、細かかとこが表示されんやったりするけん、その隙ば突くかれて死ぬ。勝つための投資ばい!けんちゃんもグラボ買おうばい!」
ケン子「なんでやねん?!パソコン持ってねーわ!」
ナオ「なら、スマホに付けよい!」
ケン子「んん?!そんなに小さな部品ですの?」
ナオ「いや、こんくらいは有るね。」手で10cm*20cm程度の枠を作る
ケン子「でかぁ!もうそれスマホじゃなくてグラボやんけ!その前にどうやって接続するん?」
ナオ「接着剤で!」
ケン子「接続方法!」
ナオ「大丈夫!イケるイケる!」
ケン子「これがイケるなら、エシマの頭にCore i3ぶち込むのが最優先やろ!」
ナオ「あーね!あとハードディスクとメモリも!お前、今日パソコン工房行って全部買っとけよ。明日の昼休み手術するけん!」
エシマ「え?手術っち何するとね?」
ナオ「こんくらいのチップば接着剤でお前の頭に貼り付けるだけやけん、日帰りでヨカぜ。手術代は友達割引しとくけん。」
エシマ「え。あの、イヤそれはちょっと困るね。」
ケン子「ちょっと困るだけで、頭の性能がアップするのですから安いものですわよね?」
エシマ「それすると、どげんなると?」
ナオ「頭にCPU貼り付けとる変なヤツが出来上がるだけやけん心配せんでヨカぜ。」
エシマ「え?それやったら俺なんも得せんくない?」
ナオ「うん‥。」
ケン子「宝くじが当たって女の子にモテモテになって新世界覇王伝説が始まりますわよ!」
エシマ「いや、それウソよね?」
ケン子「ええ‥。」
カオリ「エシマ君は夏休みなにするの?」
エシマ「あー、俺はだいたいバイト入っとるね。」
カオリ「ヤッちゃんは?」
ヤス「私は実家に帰らせてもらうわ。」
ナオ「実家暮らしじゃなかったったい?」
ヤス「ええ、借家に一人暮らしよ。」
カオリ「そうなんだ!じゃあ、今度あそびにいくね!」
ナオ「一人暮らしっち、ウッズには言わんがヨカばい。」
ケン子「そうですわね。鬱陶しい事になるでしょう。ウッズさんは女の子大好きですから。」
エシマ「あー、何かストーカーとかしそうやね。」
ヤス「じゃあ、ここだけの話にしておいてちょうだい。」
つづく
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